イエローバスターズ The End~LUT物語


※MAPはMr.Miyagiの『Houkura Island with wave system
(テーマとLUTは自作・未完成)









黄色との戦いは終わりました





「何を言ってるの?」

何のことか分らない人は幸せです...


結論から言えば
「黄色」は悪者ではなく「仲介者」でした.


私はこれまでにユーザーカスタムが可能なゲームというものをほとんどやっておらず
自ら干渉出来る可能性など考えたこともなかった.

このゲームも、最近始めたので当然AfterDark色でスタート。
シムシティーもここ数年やってないし比較対象もなく
色に関して特に悪い印象も受けませんでした
亜熱帯だから黄色っぽいんだな・・・っていう程度
色補正Mod(LUT)の存在にも当面気付きません
(ワークショップリストで一番下だから...)

ただ、水の色には不満だったのです

デフォルト色は、都会の海としてはとてもリアルな完成度でしょう

逆に本物のトロピカルな海を知らない人には
彩度の高い色は絵の具のように見えるかもしれない

だけど、本当に「絵の具のような 嘘のような」青色
それがリアルトロピカルなのです!w

あ、ちょっと横に逸れました...

で、海の色は自分で変えることが出来ると知ったわけです


テーマエディタ。。。


すごい自由度...

・・・のわりに、というか だからというか
エディタの作り自体はしょぼいんです(・д・`o)

誰でも気軽に手を出せる風に見えて
やり始めたら蟻地獄でした(素人には)

これまた横に逸れるので詳細についてはいずれ書きますが
とにかくその段階で私はハマってしまったんです

テーマエディタで海の色や空の色、太陽の光具合などちょっといじっただけで
MAP全体の感じも変わってしまいました
やたら明るくなってしまったのです
大好きなビーチ周辺が眩しくて見ていられません><

こりゃダメだ・・・ともう一度エディタで、今度は水の色のみ変えて再起動
それでも若干明るいんだけど、まぁ我慢できる程度

ふむ・・・・・・・と。しばらくそれで続けましたが

他のいろいろなMod情報も調べるようになってきて

いつもの 『Cities Skylines MOD導入ガイド』さんサイトを見ているとき

太陽の明るさや昼夜を好きなように設定する(TimeWarp Fix))というページで
このModの存在とLUTの存在、
LUTというのはカラーフィルタとしてゲーム中に気軽に変更出来るものだということを知れたのです!
 ※TimeWarpは現在バグが報告されています。とても便利で有り難いModだったんですが突然画面が点滅しだしてびっくりします;;似たModで『Ultimate Eyecandy v1.4.2』が推奨されていますが、私はこちらでも同じ症状が出たので現在は未使用です。


そういえばワークショップの下の方に色補正とかあったな・・・とw

そうか!こんなにたくさんの種類があってファイルサイズも小さい
気軽にどんどん試せるんだ!!☆゚'・:*(・∀・)Y(・∀・) *:・゚'☆

 頭の中に花火が打ち上がるテンションでワークショップへ

各ページのスクリーンショットを食い入るように見つめ。。。




大きな落胆に陥るまでにそれほど時間はかかりませんでした(。´・ω・)



AD

After Dark

アフターダーーーーーク!!!!!!!




それは
ただのダウロードコンテンツ名ではなかった!!!!


CSL開始時には、なんと夜が存在しなかったんです!!


2015年9月24日

夜がやってきました。


それはそれは素晴らしいアップデート.
有料コンテンツとしてではなく(有料コンテンツと同時に)
全てのユーザーにアップデートとして

夜が来たんです




既存ユーザーたちにとっては心躍るアプデだったことでしょう




ところが!!! 

と こ ろ が ーーーーーーーーーー


夜の世界を手に入れるのと引き替えに



既存の世界の色は・・・・・・





消えてなくなってしまったのです



il||li (OдO`) il||li


なんということでしょう

Oh my GOD です

ジーザス!!です


 私はこの瞬間を知らない

この時期にやっていなくて本当によかった・・・と、心から思います。。。
o(´∀`;)o



LUT製作された全てのクリエイターにお悔やみ(?)申し上げます
いやまじで。


しかし人類の進化はさらに素晴らしいのです

救世主というのは現れるものですね。。。。

信じる者は救われる(



夜のために変わってしまった光源の色や質感
なんとそれを元に戻せるというModの登場です!!


パチパチ(。・ω・ノノ゙☆゚パチパチ(。・ω・ノノ゙☆゚



それもADアプデからわずか2週間で『Daylight Classic』は登場しています


神ですね
ブラッディペンギンさまさまです!

そういえばRICOもペンギンさまの創造物でしたね!

他にも、もはやこれなしではあり得ないという類のModを多く産出されています

私に自由なお金があるなら、まず最初にPayPalします!
(でもないんです。ごめんなさい;;)





さて戻ります
Daylight Classic 試しました






(´・ω・`)・・・




そもそも
「クラッシック」を知らなかったんですよね、私。


 私にとってはデフォルトが黄色に包まれた世界だったわけです
(亜熱帯MAPスタート)

アレですよ
卵から産まれた鳥が最初に見たものを親だと思うっていう(


Daylight Classicは
見事に キレイさっぱり
その黄色をぬぐい取っています

「・・・いや、すごいなコレ」
「昔はこんな色調だったのか~~」と感心・・・


がしかし
が、しかし、

どこか綺麗すぎるというか?
クリアすぎて逆に違和感?
黄色は確かに消えたけど 青いような赤いような。。。。

むむむーーーーーーーー???


そしてワークショップのLUTから好みそうなものを10くらいは試しましたが
 (低彩度の現実的なものは選びませんでした)


「・・・赤っぽい」

「・・・緑っぽい」

 「・・・青っぽい」

「明るすぎる」「コントラスト強すぎ」「影まっくろ」「彩度強すぎ」

・・・さんざんたる結果です


ハッ・・・

・・・いや 待って!!!
LUT制作者にケチをつけてるワケではないんです!!決して!!!

デジカメのRAW現像やフォトショップに慣れ親しんでいる人ならお分かりでしょうが
色味というのはかなり好みに左右されるもので!
また、スライダー数値を0.1変えるだけで影響する代物なのです

私にそれらの経験が少しばかりあったがために
「被っている色」が見えてやたら気になってしまうわけで。。。
(。´・ω・)





「じゃあーー自分で作ればぁ~?」




・・・そうです..... 当然そうなりますね



だがしかし

私はお金がない!!.......


よって
アドビの契約を切っているのですーーーーーーーー・゜・(PД`q。)・゜・
(結局、Freeの画像ソフトでやりましたw)



くそぅ くそぅ
お金がないって こういうことなのね

0.1の色味を追求する資格なんて...   無い。。。。。。。




( ̄▽ |||)..............





涙を拭いつつ、もう一度最初からワークショップのLUTを選別しました


そして前回スルーしていた「現実的な」という名称のついたLUTを選び
そこに落ち着きました
Real系のLUTはたくさんありますが、その中では彩度の調節がとても上手だと思います
Realistic LUT V1.2
植物や自然の鮮明さを損なうことなく強い赤色が抑えられている
コントラストがやや高め、露出は低めなので影になった場所が真っ暗になるのが難点ですが、それはこのLUTに限らずよほど低コントラストのものでない限り影の描写は難しいようです。


しかしその後、
その問題を補うためのModが存在することを知りました!
Softer Shadows
本当に素晴らしいです。有難い!!!

LUT上で影を明るくしようとすると、どうしてもコントラスト比が変わってしまうので
ハイコントラストが好きな私には大助かりです


あと個性派でオススメなのがOWLさん作品
全てを試してはいませんが、色調感覚の優れた方だとお見受け。
一体感を感じるとでも言うのか。。。
数あるLUTの中で何を基準にこれはOKであれはダメ、と感じてしまうのか
もちろんそこは個人の嗜好による部分もあるだろうけど
「好み」という視点であれば私は自然が一番きれいに見える彩度のバランスを好むわけで
OWLさん作品は赤みが強いためにグリーンが死んでいるんです
 なのにきちんと脳内補正が働いて違和感を感じさせない
その世界観へとスムーズに入れるからですね。
 それはつまり、きっと適正な調整をされているからなのです

中でも私のお気に入りは『Cinematic HD - OLD』LUTです
その名の通り
「うわっ!まじシネマチック!」と叫びたくなること請け合い
ちょっと古めの・・・LEONとか観たくなるw

もう少しシンプルな色調で『Palish HD - Owl
ヨーロッパの古い町並みなんかにはピッタリでしょう!

自分の作った街が映画のワンシーンに登場したような
別世界に来たような。
ちょっとした旅行気分みたいなものを味わえるのでたまに切り替えて眺めていますw



というわけで
私のLUT物語はまだまだ続きますが、現時点で情報として共有できるものはこのくらいです

【LUTを選ぶ際の注意点】
●作者の環境を知ること 
 使用MAPとテーマによって明るさやコントラスが変わります(太陽の調整が違う)
 大抵説明されているとは思いますが日本語訳だと意味を取り違えることも・・・
(ぇ、私だけ?w)

●Daylight Classic(Mod)の使用が推奨されている場合はModを入れないと同じ色は出ません。
※2015年9月24日以前の投稿で更新情報もない場合は、Daylight Classicなしではスクリーンショットの色合いにはなりません

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・

おそらく多くの人が求めるのは
クリーンで適度なコントラストと彩度のあるものでは?と思うし
本来それがデフォルトであるべきでは?と考えていました

私も常に「適正な色調」を意識してLUT制作に挑んできました


しかし。。。

ついに完成か!・・・という色調に辿り着いた時
それは確かに美しい海と空、自然の木々にはベストだったけれど

多くのユーザーカスタムされた建物や小物たちの個体差までもを
 必要以上に際立たせてしまった・・・
バニラカラーでは違和感なく馴染んでいたはずの彼らが
適正でクリアな世界では妙に浮いて・・・
そう、例えるなら・・・安っぽい映画のセットのようです(´;ω;`)


この記事を書きながら
再度多くのLUTを見比べて、
ようやく私は理解しました

赤っぽいものや霞んだLUT・・・それは単なる「色調の個性」というだけでなく
世界全体を包み込んで馴染ませる・・・という大切な役割をしていたのですね

バニラカラーの霞みと黄色い太陽カラーはそういう配慮だったのか、と。





さて、LUTはまたやり直しです


しかしまた さらなる難関に直面するのでした。。。

(。´・ω・)



つづく...

本日のオススメアセット『Apostel Paulus Kirche

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